連日、ウクライナの情勢をニュースで見ながら、いまだにこれが同じ時代に起きていることとは信じ難い気持ちでいます。とりわけ、小さな子どもたちが映るたび、澄んだ瞳にこの惨状が一生刻まれることを思い、胸が苦しくなります。自分もひとりの母として、子どもたちが生きる未来に、戦争があってはいけないと強く思います。
なにか自分にできることがないかー、そう考え、今回、グラフィックデザイナーの脇田あすかさんにお声かけをして、ポスターのチャリティー販売をすることにしました。
ウクライナの国花であり、いまや反戦のシンボルともなった向日葵をモチーフにしたポスター。平和を願う金の向日葵です。一枚一枚、シルクスクリーンの手刷りで仕上げ、それぞれにサインとエディションを入れました。
このポスターの売上金額全額（送料をのぞく）を、難民支援活動を行うUNHCRに寄付させていただきます。私たちのできることは、ほんの小さなことかもしれません。寄付という行為自体、いろいろな意見が出ていることも事実です。それでも、このポスターを通じて、家族やお友達と、平和について話すきっかけになったり、貴方自身がウクライナに対して思いを馳せたり、そういうひとりひとりのアクションの積み重ねが、戦争のない世界をつくる第一歩だと思うのです。寄付はできなくとも、このチャリティーポスターの情報を、シェアしていただくことも、ひとつのアクションです。50部のポスター、計100本の向日葵が、日本中に広がって、ウクライナへの、反戦への思いとして咲きますように。
A3サイズ
シルクスクリーン印刷
50部限定 直筆サイン、エディション入り
※こちらのポスターは、4月27日（水）までの限定販売となります。
〈アーティストコメント〉
絵を描くことやポスターをつくることで直接戦争を止められるわけではないし人命を救うこともできず、こういうとき本当に自分は無力だなと感じます。それでも、自分が平和を願う気持ちは、アクションに起こさないと無かったことになってしまう。声をかけてくれたIBEさん、ありがとうございます。
優しい風合いの用紙に金のインクで手刷りされたひまわり。パールの粒子が大きく、ひとつひとつのきらが輝いています。ただのチャリティでなく、購入していただいた方に長く愛してもらえるポスターになるように制作しました。たくさんの方の心に届きますように。
